SRIインターナショナル ニュース・ダイジェスト日本語版
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SRIインターナショナル ニュース・ダイジェスト日本語版2007年春(21号)
季刊のニュースレター、この号ではバイオサインス・教育研究とその他の我々の最新ニュースの総まとめをお送りします。
目次
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化学薬品によるテロリズムと戦う
国立衛生研究所(NIH)の一部門である国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)は、既存のものと今後可能性のある化学薬品を用いたテロリズムによる被害の防止・診断・処置を行う為の医療対策の改善を、950万ドルのプロジェクトとしてSRIに委託しました。
SRIは合成品・天然物と低分子化合物を問わず、治療薬の候補につながる様な前臨床の開発のあらゆる局面を扱います。
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Telik社がSRIと組んで多発性硬化症候補薬の効能をテスト
SRIはTelik社(NASDAQ:TELK)と、多発性硬化症と他の自己免疫や炎症性疾患の治療のためのTelik社候補薬の前臨床および毒性試験を独占的に実施する契約に調印しました。SRIは、Telik社の白血球浸潤を防ぐ化合物である候補薬C243の研究を行います。白血球とは、体を感染から守るのを助ける白い血球です。白血球浸潤は、慢性自己免疫および炎症性疾患(多発性硬化症、 関節リウマチやアテローム性動脈硬化症など)における組織損傷と強い関連があります。
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カフェ・サイエンティフィック シリコンバレー@SRI ―「感染症の進化」初期の疫病から現代における課題まで
製薬産業はHIVやエボラ熱、鳥インフルエンザといった感染症における重大問題にどのように対処してきたでしょうか。新しい抗感染症薬を開発するためにどのような努力を連邦政府と非営利会社はして来ているでしょうか。 3/13(火)午後6時〜7時半に行われたカフェ・サイエンティフィック シリコンバレーのミーティングでJon Mirsalis博士がこうした話題を提供しました。国立衛生研究所(NIH)からの委託で開発に取り組んでいるSRIの抗感染症チームを率いるMirsalis博士がマラリア、ウイルス、バイオテロリズムに用いられる病原体、その他の感染症と戦うための薬の開発における課題について参加者と議論しました。
カリフォルニア州・メンロパークにあるSRIインターナショナルで開催されたカフェ・サイエンティフィックでは、伝統的な学界とは違った、科学者と技術者が一般の人と専門用語抜きで語りあうためのフォーラムを提供しています。イベントは無料です。
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「First 5 カリフォルニア」資金プログラムの年次報告書が出来ました
「First 5 カリフォルニア」資金プログラムのSRIによる5度目の州全体の評価結果が現在入手可能です。「First 5」はタバコ税収入を使ってカリフォルニア幼児の生活改善を目指すもので、早期教育、公共医療、育児、両親の教育、と出産準備中の両親、及び5歳までの子供とその家族の為の他のプログラムなどに資金提供しています。「First 5」のサービスとプログラムは、何百万もの子供達とその家族の生活に影響を与えています。
調査結果によるとSRIの評価では、「First 5」サービスとプログラムを利用している子供達のより多くが定期的に保育所に通ったり他の幼児教育プログラムに出席しており、より多くの身体障害児や他の特別な援助を必要とする子供が確認され、より多くの子供たちが定期的な医療を受けることが出来ていることが示されています。
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K-12(幼稚園〜高校まで)の芸術教育に関するカリフォルニアの学校を対象とした最初の包括的な研究で、大多数の学校が州の基準を満たしていないことが明らかに
ウィリアム&フローラ・ヒューレット財団によって依頼されたSRIの画期的な調査で、大多数のカリフォルニアの学校が視覚芸術、音楽、ダンス、や演劇を教えることのための州の基準を満たしてないこと、また芸術指導のあるなしは州立学校間で大きな開きがあることが明らかになりました。
SRIの教育政策センターによる主要な調査結果は、以下の通りです:
- カリフォルニアの学校の29%は、標準教科課程として4つの芸術教科を何一つ提供していません。
- カリフォルニアの学校の89%は、標準教科課程4種類の全てを提供するという州のゴールに達しませんでした。
- 61%の学校には、フルタイムの芸術科目専任教員が一人もいません。
- 芸術教育での基準調整、評価と説明責任にはむらがあり、何も定めていない学校さえあります。
- カリフォルニアの生徒は芸術指導における国の平均より授業時間数で劣っており、小学校の音楽と視覚の芸術指導では最高50%も不足しています。
調査結果と調査方法の全文はこちら
この調査についてのSan Francisco Chronicle誌の記事を読む
SRI St. Petersburgで新しい海洋工学プログラムを開始
SRIはフロリダ州St. Petersburgで海洋工学の活動を公式に始めました。同州でのSRIの事業拡大はSt. Petersburgの記者会見で、リック・ベーカー市長により2006年11月に最初に発表されました。プログラムは海面上と海面下の海洋環境研究を専門とします。スタッフは光学、音響効果、MEMS、質量分析など関連海洋科学の研究及びエンジニアリングを行います。
SRIの海洋技術プログラムについてはこちら
ヴァージニア州はSRI Shenandoah Valleyのために追加の1200万ドルを承認
ヴァージニア州政府はこのほど州内のSRI研究施設の設立のために1200万ドルを承認しました。資金は去年12月にSRIとヴァージニア知事ティモシー・ケイン氏によって
発表された、プロジェクト開始の2006年予算300万ドルへの追加分です。
SRI Shenandoah ValleyはHarrisonburgにあって、SRIの先進医薬研究センター(CADRE)を収容し、ジェームス・マディソン大学と他のヴァージニアの機関と供に研究パートナーを組みます。SRIは国土安全保障、エンジニアリング、ナノテクノロジー、エネルギー、情報テクノロジーや教育といった領域もプログラムに加える予定です。
Kaine知事が発表した、通過予算についての見解はこちら
SRIのQuality Clinical Labsの新しい運用管理責任者
カリフォルニア州マウンテンビューのQuality Clinical Labs(QCL)のマネージャーとして、Caroline SatyadiがSRIに加わりました。QCLは2006年4月にSRIに買収され、医薬品の安全性試験実施に関する基準(GLP)を順守して臨床病理学的分析を実施する、州内ではこの分野での唯一の商業的な研究所です。SRIに加わる以前のSatyadi氏は、カリフォルニア州のColusa 地域医療センターの試験室長でした。
詳しい情報はこちら
SRIがWeb History Centerに加入
カリフォルニア州マウンテンビューにあるワールドワイドウェブ(WWW)の歴史を公開し後世に伝えることが目的の非営利教育組織であるWeb History CenterのメンバーにSRIはなりました。同センターは研究者と収集家がウェブ時代の歴史を保存・普及する援助をします。重要で散逸の危険がある収集品の特定、歴史的な素材保存の実施、いろいろな機関と個人との保存の取り組みの連携、ウェブの遺産を教育者、学生、会社と一般人に対して公開するなどを通じて、こうした取り組みを進めます。
SRIは、インターネットとワールドワイドウェブ(WWW)の歴史で、重要な役割を演じて来ました。例えば、1969年にSRIはARPANET(インターネットに先行した政府資金による小さなコンピュータ・ネットワーク)で、最初のログオンを受信しました。そして1977年にSRIは現在標準的なインターネット・プロトコルであるTCPを使用して、3つの異なるネットワークの間で最初のネットワークをまたぐ伝送を行いました。1970年から1992まで、SRIは最初のドメイン名登録情報センターとサポートセンターの機能を提供しました。今日、我々の仕事はサイバーセキュリティーにおける先駆的な進展も含みます。我々の世界を変えたSRIの開発の数々・革新の歴史をご覧ください。
スタッフのご紹介
Laleh Shayesteh
知的所有権のディレクター、バイオサイエンス、法律およびビジネス情勢
Richard Bullert
記録スペシャリスト
人事部
SRI東京オフィスはこれらの展示会に出展いたします
報道関連
- 1/24付けのThe Spokesman Review (Spokane, WA) がSRI と the American Institutes for Researchの調査で見出したこととして、ビル&メリンダ・ゲイツ財団より与えられた奨学金から恩恵を得たスポケーンのウエストバレー高校の学生は、出席率が高くなり、落第率を下げたが、成績を劇的に向上させる事はなかった、と報じました。
- 2/7付けのThe Daily News Record (Harrisonburg, VA) がSRI Harrisonburgの薬物研究センター開発計画は、ヴァージニア州の地域を主として農業を基盤とする経済からテクノロジー基盤の経済へとシフトを進めている動きを反映していると報じました。
- KTVU-TV (San Francisco Bay Area) は先日、SRIの開発した遠隔医療外科手術システムの「トラウマ・ポッド」について取り上げました。
英語版
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