SRIインターナショナル ニュース・ダイジェスト 日本語版
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SRIインターナショナル ニュース・ダイジェスト日本語版2007年夏(22号)
季刊のニュースレター、この号ではバイオサインス・教育研究とその他の我々の最新ニュースの総まとめをお送りします。
目次
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新しいマッピング技術を使うロボット
SRIの『Karto』マッピング技術が利用出来るようになりました。『Karto』は最新のマッピングとローカリゼーションを行うソフトで、マイクロソフト社のロボティクス・スタジオなど、様々なロボティクス・プラットフォームや開発環境を使用する開発者向けです。
SRIのマッピング技術を実験し改善意見を寄せようと考えるモバイル・ロボティックス開発コミュニティーへの招請として、『Karto』のウェブ・マッピング・サービスは2007年末まで無料でダウンロード出来ます。(www.kartorobotics.com) 
SRIがNASAのNEEMO12 海底ミッションに参加し、イメージガイド遠隔手術を実演
NASA Extreme Environment Mission Operations (NEEMO) 12海底ミッションとの共同で、SRIは初めてのイメージガイドによる遠隔ロボット手術の実演を、テネシー州ナッシュビル市で開催中のアメリカ遠隔医療学会会場から5月11日に行いました。
NEEMO 12のミッションは海洋大気局(NOAA)のアクエリアス海底研究所で実施されており、そこはナッシュビルから900マイル以上離れたキーラルゴ(フロリダ州)の沖合60フィートの水中に位置します。この「極限環境」は、宇宙飛行士や他の乗組員が宇宙で経験するのと同じ仕事や課題を体験するための施設です。
NEEMOミッションで実施されたり改善されたりしている医療手順は、外科執刀医が反応時間遅れ(遠隔通信のための信号遅延)問題を克服するのに役立ちます。また、将来の任務につく宇宙飛行士の医療処置改善にいつの日か役立てられるかもしれません。こうした技術は、治療機会が限られている場合(遠隔地など)、地球上でも状況によっては役立てられるでしょう。
病院、宇宙、戦場で画期的成功をおさめているSRIのロボット手術についての最近のSan Jose Mercury News記事をご覧下さい。
SRIは、独特のブラックリスト作成ソフトウェアでコンピュータネットワークを保護
コンピュータネットワークを最も攻撃しそうな人物のリストは現在SRIの高精度予測ブラックリストを作成する(HPB)ソフトウェアによって得ることができます。そしてこのソフトはDShield(世界中のボランティアからログを受け取って攻撃傾向を分析するためのグループによる、ファイアウォールログの相関システム)を通して無料で実験的に使用できます。
SRIのHPBアルゴリズムは、従来のネットワークブラックリスト作成方法と大きく異なり、ネットワークに侵入しそうな見込みが最も高い攻撃者の個々のリストを提供します。SRIの実験は、HPBアルゴリズムが一貫して、従来のブラックリスト方法に比べて非常に高い検出率でチェック出来るファイアウォールフィルタを作成していることを実証しています。
更なる情報はwww.cyber-ta.org/releases/HPB/でご覧になれます。Shield 協力者にはwww.dshield.org/hpbinfo.htmlにてHPBサービスの試用を無料で提供しています。
学部課程での研究の利益を発表
サイエンス誌の4月27日号でSRIは、米国国立科学財団(NSF)の資金を受けて学部課程の研究機会の利点を大規模に調査し評価した結果を発表しました。
SRIの科学・技術と経済開発センターは学部研究機会に参加する学部学生の特質、教授陣と学生が参加することになった理由、研究機会の内容、その学生のコース選択や進路選択に対する研究機会の影響、そして学生のタイプによって違った研究経験がより効果的であるかどうか、(例えば社会的少数者とそうでない者、男性対女性)と言うような事について考察しました。
調査は学部の研究により学生が研究に関わることへの理解、自信、意識を高め、また博士課程進学への期待も高まっていることを明らかにしている。
詳細は「サイエンス」誌の記事をお読みください。
州兵に危機シミュレーション技術を
インディアナ州州兵のMuscatatuck Urban Training Center(MUTC)で、5月にSRIはArdent Sentry国家訓練(国家危機における多機関による対応シミュレーション)に参加しました。SRIは、Joint Training Experimentation Program(JTEP)の実演を行いました。JTEPは実地訓練とコンピューターシュミレーターを統合して実際的な環境を作り出す臨戦体勢訓練システムで、これにより戦闘任務と軍の民間支援任務(MACA)の両方の訓練を向上させることができる。
Ardent Sentryは、本土防衛隊と民間の緊急対応者が実際的な環境で訓練効果、調整と準備を充実にしていく機会を提供します。

SRIとブランカ製薬が、薬剤耐性感染症のための抗生物質を共同開発
院内感染に対する治療は、SRIとブランカ製薬によって実施されている前臨床研究に期待しています。前臨床プログラムは化合物BP-101とBP-102を中心としています。それは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌と表皮ぶどう球菌(MRSA/E)、ペニシリン耐性肺炎連鎖球菌(PRSP)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)と言った最も厄介なグラム陽性バクテリアや大部分のグラム陰性バクテリアに有効な幅広い殺菌作用があります。
この研究は、米食品医薬品局(FDA)への、治験許可申請書提出(IND)を目指しています。
Silicon Valley / San Jose Business Journalの記事をお読みください。
SRIの創薬能力についての詳細はSRIのバイオサイエンス部門ウエブサイトでどうぞ。
韓国とアメリカのための戦略的な技術移転
最近合意された韓国・アメリカ間の自由貿易協定(FTA)は、韓国の科学・技術・産業の国際競争力に劇的変化をもたらすきっかけであり、経済成長に拍車をかけるために他国の技術に強く依存する時代からの変化を示唆しています。今日、韓国は世界第10位の経済規模と第7位の商品・サービス輸出入規模を持ちます。
SRIの科学・技術・経済開発センターのシニア科学技術政策アナリストのMary Ellen Mogee博士は、5月10日韓国・ソウル市における韓国産業技術財団主催「2007年グローバル技術移転ワークショップ━米韓FTA後の米国との技術協力と移転における展望と挑戦」においての基調講演を行いました。Mogee博士は、韓国がその経済成長を維持するために、競争国と同じように行動する必要があること、特に技術互恵交流にもっと意を払うべきであると指摘しました。「新技術に対する戦略は、双方向関係でなければなりません。」更に韓国が大学における基礎科学研究により一層力を注ぐよう促しました。
SRIの経済開発プログラムについてもっとお知りたい方はこちらでどうぞ。
ヴァーン・クラーク提督が、取締役会に選任される
ヴァーンE.クラーク提督(アメリカ海軍、退役)は、2007年3月1日付けで、SRIの取締役に選ばれました。クラーク提督はSRIの委員会の9人目のメンバーとして、ビジネス、金融、学界の各界リーダーで構成される名誉あるグループに加わります。国防におけるクラーク提督の経歴はこれまでの取締役会の専門知識を補完し多くの政府機関のニーズに応えるよう、SRIに提供されます。
クラーク提督は、海軍作戦部長(CNO)として海軍で2番目に長い任期を完了し、2005年に退役しました。彼は海軍駆逐艦勤務のあと、カールヴィンソン空母戦闘郡・第三巡洋艦駆逐艦隊、第二艦隊、大西洋艦隊などの司令官を勤めている。
スタッフのご紹介

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Chun Yang
化学者
製薬化学研究室

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Dave Flamm
主幹科学者/プログラム・マネージャー
応用物理学研究所

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報道関連
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