テクノロジー主導型成長の新たな原動力

Gleaming skyscrapers and trees.
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実績のある「研究開発から市場投入までの事業化ノウハウ」を活用し、日本からニュージャージー州に至るまで協業先の科学技術エコシステムの強化を支援


SRIは、研究室で生まれた技術を市場へと展開する方法を熟知していることから、設立当初から、テクノロジーを通して実社会へのインパクト創出を支援してきました。

1950年代には、SRIは最初の大規模な経済開発プロジェクトの1つとして、インド国立応用経済研究所(National Council for Applied Economic Research)の設立に携わりました。以来、パキスタン、台湾、ザンビア、フィリピン、マレーシア、英国、サウジアラビア、日本を含む100カ国以上に対し、調査、分析、助言を提供してきました。

現在もSRIは、イノベーションに関する知見を共有することで、その影響力を広げ続けています。昨年に実施されたSRIの革新的なプロジェクトは、米国だけでなく、世界中の同盟国において、テクノロジー主導型成長の新たな種を蒔きました。

日本のスタートアップ創出を活性化

世界のリーダーたちは皆、科学技術が今後の経済成長の基盤になることを理解しています。日本では現在、スタートアップ創出を促進する取り組みが進められており、東京に設立された新たな「Global Startup Campus(GSC)」では、学術研究、ベンチャーキャピタル、企業の研究開発など、技術主導型のスタートアップ創出を支えるリソースの連携強化を目指しています。

SRIは、この意欲的な新キャンパスを支援するため、GSCの「国際研究プログラム(International research program)」および「ベンチャー育成プログラム(Venture builder program)」の運営機関として選定されました。これは、日本の防衛省と連携して「Defense Innovation Science and Technology Institute(

DISTI:防衛イノベーション科学技術研究所」の設立に寄与した実績に続く取り組みです。

ニュージャージー州で進む核融合の未来

核融合による発電は、もはや遠い未来の話ではありません。現在、最先端の研究では、物質の第4の状態であるプラズマを安全で制御可能な核融合反応に利用する方法が模索されています。

プラズマ物理学の中でも注目されている新たな取り組みの1つが、「NJ HAX Plasma Forge」です。これは、ニュージャージー州経済開発局、ベンチャーキャピタル企業であるSOSV、米国エネルギー省のプリンストン・プラズマ物理研究所の提携によって設立された戦略的イノベーションセンターです。

SRIのコンサルティングは、ニュージャージー州におけるプラズマイノベーションセンターの経済的実現可能性を検証し、この画期的な連携の戦略策定にも貢献しました。現在もSRIは、Plasma Forgeのパートナーとともに、このディープテック分野の大胆な挑戦を現実のものにするために取り組んでいます。

アリゾナ州におけるバイオサイエンスの戦略

SRIはFlinn Foundationと協力し、アリゾナ州が全米有数のバイオサイエンス拠点へと成長するための指針である「Bioscience Roadmap」を策定しました。

このロードマップでは、研究成果を実社会のインパクトへ結び付ける方法、教育と産業界の連携強化、さらにバイオサイエンスをAI、半導体、防衛など関連分野との統合に向けた具体的な戦略を提示しています。

報告書の提言には、大学の知的財産(IP)へアクセスするための州全体のポータル設立や、州全体のバイオサイエンス研究者や起業家を支援する「Arizona Bioscience Commercialization Network」の創設などが含まれています。

日本企業のイノベーションを加速

SRIは2021年より、野村ホールディングス株式会社と連携し、日本企業のイノベーターとシリコンバレーをつなぐ新たな架け橋を築く取り組みを始めています。

「Nomura-SRI Innovation Center(NSIC)」は現在、イノベーション推進、異文化交流、人材育成の拠点へと成長しています。NSICは、メンバーの日本企業をSRIの研究者・ラボやシリコンバレーのエコシステムと結び付け、参加企業に対して最先端技術や革新的ビジネスモデルへの実践的な学習機会を提供しています。

参加企業は、コーチングを受けながら、現在のイノベーションを牽引する技術、起業家、ビジネスモデルに実践的かつ集中的に触れる機会を得ています。これまでに参加企業は、異なる分野を融合した新規事業の立ち上げや、社内起業を促進するプラットフォームおよびプログラムの構築、さらには革新的な製品や技術の開発を進めてきました。今年、NSICは日本企業のプロジェクトチーム向けに新たなハイブリッド型プログラムを開始し、日本企業のイノベーション推進力向上において、すでに実績を上げている同センターの活動領域をさらに拡大しています。

ウクライナ向けの防衛技術

新たな国際紛争の時代においては、防衛技術における迅速な科学技術イノベーションが求められています。

昨年、SRIは「Deep Tech Security Accelerator」プログラムの一環として、ウクライナの防衛テック起業家による第1期プログラムを実施しました。

SRI、ウクライナ国防省、在サンフランシスコのウクライナ総領事館による戦略的パートナーシップに基づくこの新しいプログラムは、SRIが持つ独自のデュアルユース(軍民両用)技術を事業化する強みを活用しています。

第2期プログラムも予定され、メンタリング、資金調達支援、安全保障分野の専門知識、戦略的ネットワークなどへのアクセスを提供することで、軍民両用のディープテックベンチャーを支援しています。

ネバダ州における水資源政策と技術革新

SRIのイノベーション戦略・政策センター(CISP:Center for Innovation Strategy and Policy)は、ネバダ州経済開発局(GOED:Governor’s Office of Economic Development)およびWaterStart(水関連技術の試験的導入など水イノベーションの推進を行う非営利団体)と連携し、水関連経済開発法案に反映される戦略フレームワークを策定しました。

経済開発インセンティブを提供する前に水の利用と影響を考慮すべきことを提言したAssembly Bill 594(州議会法案594号)は、ネバダ州議会にて超党派の強い支持を受けて可決されました。

この新たな枠組みにより、ネバダ州は水資源管理分野における世界的リーダーとしての地位をさらに強化しようとしています。

グローバルベンチャーハブのネットワーク構築

今日の経済は相互につながっていますが、イノベーションは均等に分布しているわけではなく、多くのイノベーションは国境を越えて十分に展開されていません。

この課題を解決するため、SRIとGlobal Innovation Labs(GIL)は連携し、ディープテックソリューションを地域市場へ届ける取り組みを進めています。

両者は、政府、企業、機関投資家と協力し、AI、量子技術、先端材料、ロボティクス、バイオテクノロジー、ヘルスケアなど幅広い分野における戦略的技術を共同開発していきます。

各拠点(hub)は、スタートアップの創出、研究成果の事業化、人材育成の拠点として機能します。まず韓国での拠点設立を皮切りに、アジア、中東、それ以外の地域における主要なイノベーション地域へ展開を広げ、科学的ブレークスルーを市場投入可能な事業へと転換させていきます。

点と点をつなぎ、世界的なインパクトを生み出す

「テクノロジーは成長の強力な推進力となり得ますが、混乱も同時にもたらすことから、先見性と適応力が求められるのです」と、SRIのイノベーション戦略・政策センター(CISP: Center for Innovation Strategy and Policy)のエグゼクティブディレクターであり、多くの地域エコシステム開発プロジェクトを率いるChristiana McFarland氏は述べています。

先端物理学から防衛、水政策に至るまで、世界は急速に変化しています。あらゆる地域や国が、その変化を先取りしようとしています。

SRIと連携を通じて、米国および世界各国の協業パートナーたちは、成長を加速させ、新たな変化や混乱へ戦略的に対応し、より安全で健康的かつ持続可能な社会を実現する技術を生み出す新たな方法を見出しています。

SRIが新興イノベーションエ・コシステムをどのように支援しているかについて詳しく知りたい方、または弊社のイノベーションサービスチームとの連携をご検討される際は、是非こちらからお問い合わせください。


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