ロボット「シェーキー」

shakey the robot portrait

シェーキー」は、移動能力のある世界初のロボットであり、自分のおかれた状況を認識し推論することができました。

1966年から1972年までSRI人工知能センターの研究対象だったシェーキーは、計画、ルート発見、簡単な物体の並べ替えなどが求められる作業を遂行することができました。このロボットは現代ロボティクスと人工知能技術に大きな影響を与えました。今日では、コンピューター歴史博物館に所蔵されています。

コンピューターサイエンスや人工知能が持つ可能性は、人々の創造力を掻き立てました。1968年4月10日以降、ニューヨーク・タイムズがシェーキーおよび他の2件のロボット研究成果(MITおよびスタンフォード大学)に関する記事を掲載、1970年にはライフ誌がシェーキーを「世界初の電子人間」として紹介しました。1970年11月、ナショナルジオグラフィックもコンピューターの当時の最新利用事例と将来の可能性に関するシェーキーの写真入り記事を掲載しています。2004年、シェーキーはカーネギーメロン大学のロボット殿堂入りに選ばれています。


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